Google or-toolsをインストールする

Googleが出している制約最適化ライブラリor-toolsをインストールします.
今回はPythonからの利用に絞っています. 環境はUbuntu 11.10 64bitです.

基本的には, 公式のGetting startedに従います.

sudo apt-get install bison flex python-setuptools python-dev autoconf libtool zlib-devel
make third_party
make install_python_modules
cd dependencies/sources/google-apputils
sudo python2.7 setup.py install

ここまでで, or-toolsのトップレベルにMake.localが出来るのかな？ そこでトップレベルでmake allとすると動かない(java関係のライブラリが動かないなどで). そこでmakeと打って出てくるbuild候補の中でpythonに関係ありそうなものだけをbuildする. pycpとかpylpとか.

そうすると, src以下にconstraint_solverフォルダが生成される. これが, pythonからimportするor-toolsの本体である. 後はconstraint_solverの__init__.pyを見ながら適宜配置すればよい. 使い方はexampleフォルダ以下などを参照.